プレイヤーの皆様からの反響

・3分ゲーコンテスト 一般審査員の方のコメント
・KASAI様に頂いたイラストバナー
・犀川鋏様のレビュー




思えばいい時代でした。
あの頃には「コンパク」がまだあったし、
ツクラー同士のコミュニティも「ツクール界」なんて気取った呼び方をされ、
今と比べるとはるかに活気があったものです。
海外サイトでも日本の3分ゲーがレビューされていたくらいです。
今となっては信じられませんね。
あの活気があったからこそ、トモタカさんやセイヤーさんのような有志の方が
このような大変有意義な企画を運営することもできたのでしょう。
お二人ともこのサイトを見てる可能性は無いでしょうが、
今更ながら、貴重な体験をさせて頂いたお礼を申し上げたい気持ちです。

今となっては、私のような無名の開発者が
率直な感想を得られる場は全くと言っていいほどありません。
あの頃がなつかしい。


以下は、私が「MARTHA」を「3分ゲーコンテスト」に応募した際、
一般の審査員の方に頂いた感想です。
太字が審査員の方のコメント、そうでないのが私のコメントです。


コーヒー!
〜〜〜〜〜
このゲームでお伝えしたかったことをしっかりキャッチしていただけたようで、ありがたいことです。

人間は苦い思いをするからコーヒーの苦さに惹かれるといった、コーヒー談義が面白かったです。後半の真面目な展開が良かったので、前半にキャラにボケたことを話させなくても良かったのでは?
〜〜〜〜〜
後半の真面目な展開でより深くコーヒー談義に没入していただくために、前半ではあえてテンションを上げすぎなくらいにしています。

「共食い?」とかがかなり笑えた。その後も笑いが続くと良かったな。
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前半のノリについてきて下さったのはありがたいです。その後の展開は、ある意味このゲームのコンセプトそのものなので・・・

ストーリー物としては前半と後半がつながっていないし、組み立てがうまく行っていない。シリアスになりきれていない部分もあり、中途半端。
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「アメ降ってるよ!」のシーンからが後半とするならば、確かにおっしゃるとおりかもしれません。
あれはリアンがセドをおいて先に家に帰る途中にアメが降りだしたという話のハズだったので、途中でその旨を表現する必要がありましたね。

ココロ温まる物語。
でもいろんな面でもうちょっとかな・

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台詞の細部は確かに幼稚です。これは当時の私の限界でした。

ゲーム、といわれると微妙な感じはするが、なんとなく後味はよかった。
ただ話の持って行き方が多少強引な感がある。

〜〜〜〜〜
3分という枠組みでは正直あれが精一杯でした。
話の展開に関しては、シナリオを書く前に箱書きをきちんと書く、という新しい方法をこのゲームではじめて試したので、まだ慣れていない部分もあります。

場面場面の雰囲気にこだわりがある感じが伺え、惹かれるものがありました。ただオープニングで発生した事件そのものはどう解決したのかが気になります。コーヒーの話を出すだけならオープニングの事件は必要はないのでは??
〜〜〜〜〜
「人間は苦い思いをするからコーヒーに惹かれる」ということを表現するには、リアンに一度苦い思いをしていただくのが最も効果的と当時の私は判断しました。
プレイして下さった方の中に後半のコーヒーについての話に同意された方がいますが、それは前半のシーンがあってこそだったと今でも思っております。

人を(自粛)しておきながらのんびりコーヒーに舌鼓を打つ主人公に違和感。
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果たしてどうでしょうか。良心的な人間が突然ああいうことに巻き込まれたら、どうすればいいのか分からず茫然自失としてしまうのが普通の反応だと思います。そんな時にガナイのような人に心配されたら、誘われるがままついていってしまうこともありえると思います。

前半はまずまず。後半が独り合点な感じがする。プレイヤーから見て面白いか、3分で自分の伝えたいことが伝わるかどうかを考えるべき。
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実際に私のメッセージが伝わり、後半の内容に納得して下さった方は確かにいます。わざわざメールで感想を送ってくれた方もいらっしゃいました。
とはいえ、より多くの方に伝わるように努力する義務は常に私に付きまとうわけですが。

言いたいことは伝わるかと。
〜〜〜〜〜
この方にはメッセージの内容をお伝えすることには成功しているようですが、もっと感情移入していただいて、心から同意してもらうにはまだまだ努力が必要なようですね。

ギャグがとってもおもしろかった。
1・なし
2・なし
3・なし
4・なし
5・なし
6・なし
7・なし
とってもおもしろかったです。
コーヒーについてもちょっと調べてみました。

〜〜〜〜〜
この方は完璧に私の意図通りに心を動かしていただいたようです。
本当にうれしい感想です。

コーヒーの宣伝でもしたいのだろうか。ストーリーがガキ臭く、自分の主観を伝えて
終わりといった感じ。

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正直「コーヒーの宣伝をする」というのがこのゲームの最も重要なテーマなので、これはある意味私の意図通りの感想とも言えます。
ストーリーがガキ臭いのは当時本当にガキだったので(笑

なんていえばいいのでしょう
とりあえずゲームじゃないです。
ゲームじゃないとしてもノベルとしても中途半端な出来になってますね。
もうちょっと文章を推敲してみてはいかが

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文章についてはまだまだ訓練段階にありました。
コンテストの前後に私のWebサイトが徐々にテキストサイト化していったのは、文章力の向上という目的もあったのです。
「ゲームかノベルか、これはゲームと言えるのか」という問題ですが、これに関しては将来私が確実に人を感動させられるゲームを作れるようになったら、プレイヤーの方もどうでもよくなると思うので、あまり気にしていません。
本当に心が動けば、ジャンルとか細かい話は気にならなくなるはずなので。それよりも「確実に人を感動させられるようになる」という課題のほうが、私にとってははるかに重要なのです。

何よりゲーム性が薄い。プレイヤーに操作させる必要が見受けられない。
それよりなにより最後の「謝辞」とやら。人を馬鹿にしているのですか?
失礼ながらもうプレイさせていただくことはないでしょう。

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プレイヤーが操作する場面についてですが、これに関しては今後マップ内にギミックを作ったり、演出に気をつかったりして、「操作する必要性はないけれども、操作していて楽しいから気にならない」と思っていただけるように今後は努力します。
「謝辞」とは、コンテストに応募したバージョンにのみエンディングの後に表示された、主催者に対する感謝のコメントなのですが、この方はどうやら私が一般審査員の方に票を催促していると誤解されたようです。
誤解を招く表現があったのなら、申し訳ないです。

珈琲好きの私にとって、この作品はまさに至高の作品だと思いました。
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もともとコーヒー好きだったとはいえ、ここまで言っていただけるとは・・・
本当にうれしいです。

コーヒー飲んでみたくなりました。
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これも私の意図通りの感想です。ありがとうございます。


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他の応募者の方も何人か一般審査員のコメントを公表されてますが、この方はほとんどの作品に同じコメントをしてるようですね。

とてもおもしろかったです。
〜〜〜〜〜
ありがとうございます。

 ・・・これはノーコメントで。
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コンテストの一般審査には応募者も参加が認められているのですが、このコメントは私が送ったコメントですね(笑

とてもよかったです
こころが和む作品でした

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後半の重い展開に引きずられなかったようで、安心しました。

 マップの組み方のセンスはよいです。でもこれはゲームといえないのでは……。
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「これがゲームと言えるのか」という問題については前述しているので割愛します。
正直マップを褒められるとは・・・結構マップはがんばったのですが、ここまで誰もコメントしてくれなかったのでうれしいです(笑

せめて選択肢があったほうが良かったです
でもコーヒーを紹介したテンション高いキャラは好み

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この方は「戦闘がないRPG→どちらかというとアドベンチャー→アドベンチャーと言えば選択肢」という考え方なのでしょうが、ジャンルに関しては前述の通り、ジャンル云々よりもっと大事なことを大切にしていきたいと思っているので、申し訳ないですが今後もこういう方針で行きます。
あのキャラクターを気に入って下さったのはうれしいです。実在の人物がモデルなのですが、彼も喜ぶことでしょう。

私はコーヒー好きです。小学三年の頃から飲んでいました。
いや、主人公が苦い経験(あのような状況では仕方がなかったと思いますが)
から立ち直り、元気になれて本当に良かったです。
コーヒーを通して人と人とが助け合えるという温かみを感じました。

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この方には当時の私がもらえる限り最高のコメントをいただけました。ありがとうございます。
あらゆる点で私の意図通りの感想を抱いているようなので、正直手ごたえを感じるコメントです(笑

一本道ノベルだが雰囲気がとても良い。何より作者の思い入れのようなものが感じられ好印象。派手さはないが、控え目に盛り込まれたRPGツクールならではの演出が小気味良く、最後まで退屈しなかった。
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「プレイヤーを退屈させない」というのは本当に重要な要素なのでこのコメントはうれしいですね。
特に今回、退屈しがちな無駄なシーンを効率よくカットするため、「箱書きをあらかじめ書く」というスタイルをはじめて導入したので、手ごたえを感じますね。

なるほど、ショートストーリーでコーヒーを広めたかったということですね。 面白い作品でしたb
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この方はゲームのコンセプトに新鮮味を感じていただけたようで、ありがたいことです。
世の中に娯楽があふれている現在、プレイヤーの方に新鮮味を感じていただくのはますます難しくなっていますので。
本当にうれしいです。




KASAI様にリアンをイメージしたバナーを頂きました。
(ホームページ名はリニューアル前のものです。)
本当にありがとうございます。宝物です。



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