新しいガジェットを購入してそれを使いこなそうと努力したり、iphoneにアプリを入れまくって自分のiphoneがどんどん便利で多機能な物になっていくのに喜びを感じたりしていると、それだけで何かを改善している気になってきて危ない。それが本当に自分自身に糧をもたらしていたり自分の行動が本当に改善されているかどうか振り返る時間を持たないとやばい。
それにiphoneにアプリを入れてそれを活用しようとする行為は、確かに自分の周りで回っている小さな世界を少しだけ効率よく変えられるけど、簡単すぎて気持ちが良すぎるし。この快感って何かに似てるって思ってたんだけど買い物依存症の快感と同じなんだって事にちょっと前に気づいた。
買い物依存っていうのは、買い物をして自分の周りに物が増えていくのを見て自分の力を実感できるから依存しちゃうんだって話を前に聞いた。あと買い物中は店員さんが優しくしてくれるから物事の主導権を握っている楽しさを得られる。本当は客に主導権持ってかれる店員さんなんてそんな素人店員さん滅多にいないと思うんだけど、客として買い物に行くと店員さん優しいから勘違いしちゃう気がする。
昔phaさんだったか忘れたけど、「プログラミングという行為は、世界を変える事のできる一番簡単な方法だからプログラミングは楽しい」みたいな事言ってた人がいた。phaさんだっけ? 誰か忘れた。
自分のいる世界の周りが少しだけでも変わるとおもしろいからどんどんやりたくなる。amazonで1-clickで買った物が部屋に届いたり、ワンタップしたらiphoneに新しいアイコンが増えていくのって、指パッチン!したら部屋に欲しかった物が現れるのと大差ない気がする。そんな魔法みたいな事楽しいに決まってる。
でもせっかく買ったiphoneにEvernoteもDropboxも入れてなくてTwitterとLINEにしか使ってないみたいな人は、流石に何も入れなさすぎだしiphoneの無駄遣いだとは思う。